2025年2月

  • 2025.02.14

<S(エス)―Since1992>赤石基樹の物語      生駒望

□20世紀末、バブルの破綻で日本経済が“失われた30年”に陥ったかたわら、日本警察は3度にわたる銃刀法改正で我と我が身を傷つけ、権力の威光を地に堕とした。 □1度目の法改正は1991年。海外での銃器調達への厳罰化を謳ったが、日本の警察官に捜査権はなく絵に描いたモチ。[1] □2度目は93年の「自首減免」。ピストルを持って出頭すれば、逮捕はされても処罰なし(不起訴)。極道が目を白黒させたが、押収数を […]